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ikko Zerda ITM01 レビュー|ITM01の特徴4つとiPhoneとの相性

今回は ikko Zerada ITM01 のレビューをしていきます。

 

  • 1万円以下のポタアン(ポータブルアンプ)の購入を考えている
  •  ikko Zerada ITM01 が気になっている
  • スマホハイレゾを聴きたい!
  • iPhoneと ITM01の相性ってどうなの?

こんな方の参考になれれば幸いです。

 

ikko Zerda ITM01とは

ikko Zerda ITM01は、中華オーディオメーカ「ikko」から発売されたポータブルDACです。ikkoは、これまでに、ケーブル一体型の「ITM03」やドッキング型の「ITM05」を発売してました。

今回のITM01は、ITMシリーズの最新モデルでケーブル脱着式になります。

ikko Zerda ITM01のスペック

ITM01のDACチップにはESSTechnology社製 ES9298PROを搭載しており、ikko社がESS社に依頼して作られたというオリジナルのカスタムチップになります。

PCMは最大32bit/384kHzDSDは最大128(Dop)までをサポートしてており、ハイレゾにも対応してます。

また、「MUSIC」「MOVIE」「GAME」と3つの音質モードを搭載しているのも特徴の1つです。

製品名 zerda ITM01
DACチップ ESS Technology ES9298PRO
PCM 最大32Bit / 384kHz
DSD 128まで対応
SNR 118db@32Ω(A-Weighting)
推奨インピーダンス 16~600Ω(ヘッドフォン出力)
出力インピーダンス <0.8Ω
出力レベル 2V@32Ω(125mw@32Ω)
ケーブル TYPE-Cモデル,Lightningモデル
出力端子 3.5㎜ステレオジャック

ikko Zerda ITM01の外観・付属品

ITM01の付属品

本体とパッケージの表

本体とパッケージの裏

出力端子は3.5㎜ステレオジャック

ITM01の大きさをApple Watch 4(44mm)と比較

 ikko Zerda ITM01の特徴

ここからは、実際に使ってみて感じた特徴をお伝えいたします。

使用した機器は以下になります。

Zerda ITM01の特徴1.音質向上

iPhone純正のLightning to 3.5mmジャックとITM01のMUSICモードで比較した際、中高域が聴こえやすくなったのと、1つ1つの音の輪郭がはっきりしたため、解像度が上がったかのような印象でした。

DACチップもESS社社製 ES9298PROカスタムチップになるため、Zerda ITM01でしか出せない音質とも言えます。

Zerda ITM01の特徴2.異なる音質モード

MUSICモード

サイドが黄色く光り、明瞭で解像度の高いクリアなサウンドでした。強い味付け感もなくイヤホンの性質を上げてくれるような印象です。

MOVIEモード

サイドが青色に光り、MUSICモードと比較して中高域がさらに前に出たイメージです。そのため、ボーカルの声が近くなり臨場感・迫力が増した印象です。

GAMEモード

サイドが紫色に光り、音の場所、定位というのがわかりやすくなった気がします。iPhoneだからなのかわかりませんが、GAMEモードに変更した時だけ、一瞬再接続?になり音量調節が同期しません。

Zerda ITM01の特徴3.マグネティックテクノロジー

これ以上近づけるとくっつきます。

ikkoオリジナルのマグネット端子になります。独自ケーブルで互換性がないのはちょっと...と思っていたのですが、靴紐が解けた際、しゃがんだ時にイヤホンのケーブルが膝に引っかかったのですが、マグネット端子から外れていたのでこれのおかげで断線しなかったかもしれません。

Zerda ITM01の特徴4.リモコン機能搭載

Zerda ITM01にはリモコンがついています。そのため、スマホを取り出さなくても操作が可能です。

  • +/-ボタン:音量調整、長押しで曲送り/曲戻し

  • ○ボタン:再生/一時停止、長押しで音質モード変更

iPhone 13 pro で使用した際は、MUSICモードと、MOVIEモードは本体の音量設定と同期しましたが、GAMEモードでは音量調節は同期せず、独自の音量調節となりました。

Zerda ITM01とiPhoneの相性について

iPhone13proを使用していますが、MUSICモードと、MOVIEモードでは本体の音量設定と同期しますので不便なく使えます。

しかし、GAMEモードだけ音量調節が同期されないため、一度耳からイヤホンを外してからGAMEモードに変更するのがおすすめです。

また、iPhoneから抜いたり、入れたりする際にプチッと音がします。繋げたり、外したりする際もイヤホンを外した状態で行うのがおすすめです。

Zerda ITM01とArc FFL010について

ikko Arc FFL010は、ikkoマグネティックテクノロジーを活用したITM01 のアップグレード用ケーブルになります。

付属ケーブルとの違いは、ケーブルのコア素材が4ストランド12コア銀メッキ単結晶銅線に変更しており、特殊な編み方をしているとのこと。

伝送速度は480mbpsインピーダンスは0.011Ω干渉防止性能は30% 向上しており、付属ケーブルよりアップグレードしています。

使ってみた感想は、音質としてはより低音が強くなった印象です。あとはデザインがかっこいいです。

 

Zerda ITM01 まとめ

 ikko Zerada ITM01 は1万円以下で手軽に音質を上げることができるコスパの高いポータブルDACだと感じました!

私のiPhone13proの場合は、繋げたり、外したりする際にプチッと言ったり、GAMEモードだと音量調整が同期しないなどはありましたが、この値段でこの音質が聴けるのであればいいかなって感じです。

スマホで手軽にハイレゾを聴きたい方いい音質で聴きたい方は是非チェックしてみてください。